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中野区というところは不思議なところで、昔から教育に熱心だというイメージがあります。 しかし、文化事業にはいまひとつ力が入っていないイメージがありました。 その突破口になりそうなのは、中野に出来た小劇場で、所謂「お笑い芸人」の登竜門的な場所になっていますね。 おかげで中野在住の若手売出しの芸能人も増えてきました。

舞台芸能への道は開けつつありますが、さて音楽はどうでしょうか?
隣の杉並区は阿佐ヶ谷でジャズフェスティバルを開催したり、吹奏楽団を全国大会へ送り出したりと、音楽活動が活発です。 また高円寺と言う若手ミュージシャンが集う場所もあってか、ロック、ポップス、ジャズと広いジャンルで演奏家が活動されています。 これに対して、中野区はいまひとつ音楽活動の盛り上がりが欠けています。 一昨年には北中野中学校の吹奏楽部が東日本大会という、事実上の全国大会でグランプリをとっても、それが中野区や鷺宮では表彰、顕彰されることもなく終わりました。
さて、鷺宮地域では盆踊りや阿波踊り大会があっても、鼓笛隊のパレードや街頭でジャズや吹奏楽のバンド演奏を見ることも稀・・・というよりも殆どありません。 アマチュアの少人数バンドが鷺宮で演奏することは皆無に等しい状況です。 ジャグリングという大道芸等のパフォーマンスを中野八中で練習されている集まりもありますが、鷺宮の催しで発表しているのを見たことがありません。 盆踊りや阿波踊りだけでなく、文化活動をしている人たちとの交流の場があればと思いますが、商店街と町内会の皆様、いかがでしょうか? 

盆踊りや阿波踊りの前夜祭で吹奏楽団に祭り関連の音楽を演奏してもらうのも一興かと思います。 地域まつりの再にジャグリングやジャズバンド、ラテンバンドに出演してもらうのはいかがでしょうか? 交流の輪が広がるばかりではなく、文化活動の幅も広がると思うのです。 

鷺宮・都立家政・白鷺地域の商店街はテナント募集の貼紙が多く、集合住宅の増加に伴って近所付き合いが薄れてコミュニティ崩壊が叫ばれて久しいこの街で、文化芸術活動を通して鷺宮地域の活性化は出来ませんでしょうか? 前述の文化活動家以外にも、発表の場さえあれば練習の成果を発表したいという個人・団体は多数おられると思うのです。 体育館や校庭、駅前や地域センターの駐輪場などの、地域の人が集いやすく広くオープンな場所を使っての、気軽に観覧のできるような催し物があればと願います。 

文化が薫る場所に人は集います。
人が集うところに新しい情報と新しい文化が生まれます。
中野区と役所からは軽く見られがちなこの鷺宮地域が、のどかな風土を残しつつ文化的な地域になれば、一味違った素敵な場所になるのではないでしょうか?


以上、稚拙で説得力に欠ける文章ですが、皆様の心の片隅に残していただければ幸いです。
サギノミア共和国5周年の日に
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