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先日も紹介させていただいたフランス菓子店・藤乃木のブログですが、今度も驚きの写真が掲載されていました。 
ともかくご覧になってください♪

都立家政 藤乃木 三代目 シェフのひとりごと
師匠の還暦祝いのOB会へいってきました
http://fujinoki.at.webry.info/200805/article_9.html



本文を読む前に白黒写真を見た瞬間の感想は

な〜んだ、踏切と駅を撮影したものか

と思いました。
ふわっとした雪で化粧された風景が、ちょっと雪国のような風景ですね〜

っと・・・ちょっとまてよ?
踏切が写っていると言うことは・・・
これは線路の上から撮影したのだろうか?
駅の照明が点灯しているという事は・・・
まだ運行時間内?
って・・・それって危ないのでは?
いや、駅員や交番の警官に注意されるのでは?

などと思って説明文を読んでみる。

あ!! そうか、そうだったなぁ〜〜!!

とまぁ納得したわけです。


【この先はネタバレ】
写真は見ていただけましたでしょうか?
あの写真の不思議に対する回答は・・・

踏切の上から駅と踏切を撮影したものです

う〜〜ん、まだこれでは解りにくいですね。
実は1984年に駅の改良工事が完成するまでは、都立家政駅の構内に踏切があるという「構内踏切」が存在したのです。 

都立家政駅の改良工事が終わって北口が出来る前はどうだったか? 駅の北側の利用者が、新宿方面に行く場合を例にとって説明して見ましょう。

 1:鷺宮1丁目、又は3丁目側から踏切を渡る。
 2:切符を購入して改札を通過する。
 3:新宿方面に行く場合は構内踏切を渡る。
 4:上りホームで電車を待つ。

さてココで問題があるのです。

まず踏切が閉まっている場合、改札に到達できません。 
朝夕などのラッシュ時には踏切が開くまで気長に待つことになります。 
そして踏切を渡って改札をくぐるのですが、上下どちらかの列車が着たら構内踏切が閉まってしまい、上りホームへ渡れません。 下り列車や急行が通過するのであればまたしも、上り(新宿方面行き)の各駅停車が入ってくると大変です。 各駅停車が停車するのと踏切が開くのがほぼ同時です。 都立家政駅名物?だった踏切ダッシュという光景がありました。 そして車掌さんの方たちも心得たもので、急いで乗りたい人がいる場合は駆け込んでくるのを待っていたりしました。 まるで路面電車ですね。

では、逆に朝夕のラッシュ時に都立家政駅で下車しようとするとどうなるか? 下りは簡単ですから省きますが、上りは? そう、電車を降りてから駅を出るまでに、踏切と言う避けて通れない関門が待ち受けているわけです。 最悪の場合、構内踏切で2往復ほど待ちぼうけ状態に。 そしてさらに、改札を出てから北側に行く場合には、また踏切で待ちぼうけ・・・・と言う人もおられたかと思います。 そんなこんなで、ラッシュアワーの時間帯は、少し遠くなっても鷺ノ宮駅を利用する人もいたと聞きます。 

ちなみに、隣の野方駅も構内踏切があったのですよね・・・
但し、あちらは浮島方ホームですから、上下線ともに構内踏切を利用せざるをえない状況でした。 その反面、上り列車には全く関係なく、下り列車が来る時だけ踏切が作動していました。

野方も都立家政も駅の改良工事が終わると、野方よりも都立家政の方が利用しやすい駅に変わりました。 そう、都立家政には北口が出来たのです。 その差は大きかったのですが、野方駅にも北口を作ることが計画されているとの事。 

ともあれ、藤乃木さんのブログから目が離せません!
ケーキも楽しみの一つですが、昔の都立家政も楽しみですね♪

2008年5月25日現在の都立家政駅
20080525toritukasei03

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