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6月1日から警察による自転車走行の監視が厳しくなります


わかりやすく意訳しますと、6月1日から自転車の違法な走行や危険な走行に対し、警察官の対応と処理がしやすくなります。



道路交通法による、自転車走行の際に順守するべき内容が変わるわけではありません。 危険走行やルールを破った際の警察官の対処が変わるだけです。 自転車が走行の際に守るべきことは、以前改正された道交法で決まっております。 ところが、それを破った際の処理が厳しすぎることから、よほど目に余る違反でない限り、警察側がお目こぼししてくれていました。 それを警察側が厳格に運用しやすくし、自転車利用者にも安全な走行をしてもらおう!というのが6月1日から変わる点です。 

中距離(片道30分以上)自転車通勤や長距離(片道100キロ以上等)の自転車走行を楽しむ人達にとって、車道でのルール遵守と安全走行は、自分の命を守るための手段でした。 ところが、生活上で歩行の延長に使う道具としての自転車では、歩道で歩行者を蹴散らしたり、交差点を停止や安全確認をせずに通過したり曲がっていく、傘をさして片手運転をする、夜なのにライトを付けずに闇に溶け込んで忍者走行するなど、車両としての義務を無視した危険な走行をする人で溢れています。 加えて、最近はスマホや携帯を操作しながら前を見ないで走行するなどの「ながら族」が加わっております。

この結果、昔から便利な道具として使っている空気のような存在の自転車を、安全やモラルの視点から意見を述べる際には「自転車はけしからん!」に豹変する人も居ます。

ま、例えて言えば、ボールペンは必要不可欠なのに、落書きする奴がいるからけしからん!という暴言を展開するようなものです。 そのボールペンの使い方に寄っては大怪我をしますし、場合によっては命を落としたり、人の命を奪う場合もあるので、最近では免許制度にしようという暴論まで展開されるわけです。 

考えてみてください。
道路行政に関しての先進国であるヨーロッパや北米で、自転車に免許が必要でしょうか? 不要ですよね?

ちょっと妄想してみましょうw 
例えば来年から自転車に免許制度を導入したとします。
開催予定の東京オリンピックの頃に、来日した外国人たちが自転車をつかって観光しようとした場合、免許の提示を求めるわけですよね? もしそうなったら、たちどころに世界からサル並みの交通行政と大笑いされて、情けない行政状態が秒速で拡散されますね。 日本では自転車免許がないとルールどころか安全すら守れないんだ、と。
さて、なんでこんな状態の日本に成ってしまったかというと、交通戦争と言われた時代に、

車道の邪魔な自転車は歩道を走っとけ! 

と、交通に関する教育やら啓蒙活動をしなければいけなかった行政と警察は、お得意の必殺技を繰り出したわけです。

サキオクリ!!!

これに対して、納税者も有権者も反撃しませんでした。
必殺サキオクリを繰り出したお役人さんたちは、無事に定年退職して後輩に託しました。
後輩たちは・・・・
問題を忘れ去りました。

21世紀に入って、じてんしゃの性能が上がりました。
親子自転車。
アシスト自転車。
スポーツ自転車。

どれもこれも日本の隅々まで加速度的に普及しました。
必殺サキオクリの伝説技も、30年も昔の話になりました。
普通の国と同じく、車道で自転車を走らせよう。
自転車でやってはいけない危険行為を啓蒙しよう。
自転車も自動車やオートバイと同じ仲間に復帰させよう。

など、自転車本来の能力や機動力を、エコロジーに利用できる環境にしようという動きが沸き上がってきました。 しかも自転車はエコロジーに加えて健康的で、健康診断の際の数値を改善させる効果もわかってきました。 

ところが・・・
自転車のルールが広まらない、
ルール守られない、
利用が拡大する、
自転車の性能が上がる、
事故が増える・・・ 

普段は自転車に乗らないようなお役人からは、車道ではなく歩道だけを走行させる駄案すら提案されました。 歩道走行がとても危険であるという国際的なデータをつきつけられてボツ。 

ヨーロッパの道路行政を学ぶように成った日本の民間人とお役人が突き当たったのは、結局のところ自転車走行の際に守るべきルールが、社会に普及・啓蒙されていないという現実でした。 
どう守らせればよいのか?
広めればよいのか?
車道などでの自転車走行空間を整備すればよいのか? 

いろいろなトライアンドエラーが始まり、とにかく自転車も自動車と同様にルールを守らせよう! という、極めて当たり前の結論が出てきたわけです。 それが今回のお話です。 
自転車のためのルールはすでにありました。
それを厳格に対処するための手段がなかったのです。
そして、ルールの認識が低かったのです。
この際、多少のずれはあっても、マスコミには

「6月1日から自転車が厳しく取り締まられますよ!」

という報道をさせて、悲惨な事故を減らさせるとともに、自転車に対する今後の交通行政の方向性をまとめよう! という流れですね。

ともあれ、自転車もルールを守りましょう!
っということです。
歩道は歩行者優先で歩行者のための道路です。
6月1日からは車道をルールとマナーを守って、人間的にかっこいい走りをしましょうね♪ という結論です。 ほら、街でもみかけるじゃありませんか、カッコ悪い走り方をしているドライバーが。 その真似をするのかしないのかということです

それではみなさんも、明日からの自転車走行はかっこ良く、エレガントに走行してルールを順守してい行きましょう!