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桜に対する地域住民の愛着度


3月から4月にかけて絢爛と咲き誇るソメイヨシノを代表とした桜。 散ってしまい葉桜となってからの存在は、その他大勢の樹木と同じ扱いになるのは致し方ないのかもしれませんが・・・ 
その緑たる葉すらも無い枯れ木に近い桜が鷺宮地域にあります。
都立家政と野方の中間にある、わかたけ公園の桜です。 
撮影したのは今日の昼。 
台風9号が明日には首都圏に上陸するのではないかと危ぶまれている8月21日(日)。

実は昨年の春から気になっていたのです。 
ソメイヨシノ系だとおもうのですが、地域の桜が満開になっても、桜の花が半分程度というかまばらに咲いている印象だったのです。 なんか元気が無いなぁと思いつつ、自転車通勤の際に通過する道なので、新緑の頃に見比べてみると・・・勢いというか精気がない。 
そして、今年の開花時期に見ていると・・・やっと花を咲かせているような寂しい状態。 花も蕾も全く無い枯れ木のように見える枝もありました。 そして新緑の季節を迎えても葉が少ないまばらな状態。 
そして真夏のこの時期に撮影して皆さんに見てもらおう、判断してもらおうと思いました。 

この桜の木、樹木医に見てもらって、可能であれば費用をかけて治療して延命させるべきか? 
枯死寸前で、強風や大風の際に危険として、来年から桜は見れないけれど伐採するか? 
管理している中野区の公園担当者などに相談するべきだとは思います。 
ま・・・近くに住む人達の判断次第かと思いますけれど。 

私の近所では、みたけ公園の桜は伐採され、みよし公園の桜はかろうじて延命しております。 

鷺宮地域の宅地開発が進み、多くの公園が整備されたのが40〜60年前。 その時にうえられた桜の木がソメイヨシノばかりで、そろそろ寿命ではないか? 夏の高温化によるダメージが木を蝕んでいないか? という話は聞いております。 上鷺宮では話し合いの末、やむなく桜並木の一部をソメイヨシノから山桜系に植え替えました。 そういう時期に差し掛かっているのだとは思います。 

さて・・・わかたけ公園の桜はどのような運命をたどるのでしょうか?